パチスロ学者、スロ沢諭吉の「ハイエナのすゝめ」~スロ愛に満ちあふれたブログ

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モンハン月下のやめ時、徹底考察(後編)

 モンハン月下のやめどき考察、後編です。前編はこちらhttps://surosawa.hateblo.jp/entry/2019/05/24/234035

 条件つきで128まで回してよいケース

 ◆128以降の当選かつ、通常BorCZでの当選、かつバケ(バーモンスター)単発

 *128以降に当選したバケが単発かつ、天国移行なしの場合、25%で救済CZに当選します。当選した場合、128手前の前兆が外れた後に発動します。

 この影響で、128以降のバケ単発後は普段よりやや優遇され、元々の天国移行率に10%弱上乗せしたのと同等の期待ができます。

 従って、通常BorCZ当選の場合は、元々の天国移行率30%に10%上乗せできるので40%となり、勝負に値します。

 なお、通常Aの場合は、20%+10%の30%しかないので、勝負に値しません。

 通常ABCのゲーム数当選のゾーンは、ほとんど重ならないので、当選ゲーム数でほぼ正確に判断できます。具体的な振り分けは解析サイトで。

 ◆AT終了後に凍土ステージ、あるいはAT前に凍土移行を1回でも確認し、CZに未当選
 
 *凍土ステージは火山ステージより期待度は落ちるものの、CZ高確率状態確定です。それ単体で期待値があると考えられるので、通常ABを問わず、追いかけてOKです。ただし、追いかけた結果、128以内にCZに当選し、ボーナスを引けなかった場合、「128まで絶対に回すべき」条件に合致しなければ、基本的にやめてOKです。

 128までにCZに当選しなかった場合、続行するかどうかの判断は、豊富な知識と経験値が必要です。様々な状況を考慮する必要があり、一言で説明するのは困難です。ただ、ざっくり言って、火山ステージに移行した場合は、128を抜けてもCZ当選まで続行すべき、ということははっきりしています。

 まあ、凍土ステージ自体にそれなりに期待値があるので、四の五の言わず、CZ当選まで回すのも悪くはありません。ただ、小役の引きが悪いと、300~400まで引っ張られるおそれはあります。

 ◆AT前にyouが「よし、出発だ」と言ってステージチェンジする演出が1回でも出たのを確認し、CZ未当選

 *「よし、出発だ」演出は、たとえ渓流ステージに移行しても、CZ高確率状態確定です。立ち回りは、凍土ステージと同様です。

 

 説明は以上です。
 
 要は、元々の天国移行率(20%or30%)に加え、CZ当選に期待できる要素がない限り、0から128まで回す価値はないということです。

 例えば、天国ループ率が30%というのは「当たるかも」と思わせる絶妙な数値だと思いますが、それだけでは期待値はありません。

 CZ当選について言えば、通常Aでも30%で天国移行というのは、ゲーム数当選時の20%より10%高くなるので、お得なように見せかけていますが、実は全くお得ではありません。というのは、CZ当選直後は、ほぼCZ低確率状態に転落するので、128以内でのCZ当選が極めて厳しくなるからです。CZ当選にほとんど期待できない状態は、期待値的にはかなりのマイナスです。

 通常Bの天国移行率30%が40%に上がるならお得と言えますが、それはなく、30%のままです。すなわち、CZ当選後の天国移行率を「打ち手にとって本当にお得」にする意図がないことが透けてみえます。

 ほとんど全ての台に言えることですが、何も考えずに、メーカーの自称「天国ゾーン」を回して期待値が得られるほど、甘くはありません。

 むしろ、メーカーは、全くおいしくない、それどころか、むやみに打てば期待値がマイナスになる自称「天国ゾーン」を、期待値があるようにあの手この手で見せかけたり、攻略雑誌を通じて「天国が強い」などと煽ったりして、スロッターをわなにはめようとしています。ご注意ください。

 以上、モンハン月下のやめ時考察でした。