パチスロ学者、スロ沢諭吉の「ハイエナのすゝめ」~スロ愛に満ちあふれたブログ

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美ら沖の最適な立ち回りを徹底考察する・中編

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 前回https://surosawa.hateblo.jp/entry/2019/07/24/%E7%BE%8E%E3%82%89%E6%B2%96%E3%81%AE%E6%9C%80%E9%81%A9%E3%81%AA%E7%AB%8B%E3%81%A1%E5%9B%9E%E3%82%8A%E3%82%92%E5%BE%B9%E5%BA%95%E8%80%83%E5%AF%9F%E3%81%99%E3%82%8B%E3%83%BB%E5%89%8D%E7%B7%A8に続いて、美ら沖です。ストック放出モードの最適な立ち回りを深く、徹底的に考察します。


 この機種、ストック放出モード中は基本的には、獲得したストックがなくなるまで、111ゲーム以内で連チャンすることは前回説明しました。ただし、最大ストックの7個を獲得した場合のみ、連チャンゾーンが222ゲーム以内(初回のみ。2連目以降は111)に広がります。


 解析サイトなどによると、ストック個数の振り分けは、ざっくり言って以下の通りです。おおざっぱな数値ですから、合計で100%にはなりません。

 1個=奇数設定62%、偶数設定56%
 2個=3.2%(奇数設定では0%)
 3個=15%
 4個=1.6%(奇数設定では0%) 
 5個=13%
 6個=1.6%(奇数設定では0%)
 7個=10%


 ストック個数の設定差は、偶数設定と奇数設定の違い(偶数個の振り分けがあるかないか)を除いてほとんどありませんが、設定6は、7個の振り分けが2%高くなっています。その分、1個の振り分けが2%低くなっています。


 偶数設定の2、4、6個の振り分けは、奇数設定ではストック1個に振り分けられます。ストック1個の振り分けが、奇数設定では偶数設定より6%高いのはそのためです。


 こうして見てみると、ストック放出モードに入ったとしても、ボーナスが1回連チャンしただけで、111を抜けるケースが6割前後あるとことがわかります。どうやら、ストック放出モードでの自力当選は、ほとんどないようですしね。

 
 ストック放出モードに入ったものの、単発だったとしたら、50枚or200枚のメダルを獲得しただけで、111を抜けます。109ゲーム付近の有利区間再突入の際、50%のストック放出モード抽選に漏れたら、そこから111回して当たらずやめることになります。仮に50%を勝ちとったとしても、またも振り分けが1個だったとしたら、そのボーナス終了後、またも222まで回さねばなりません。


 ストック1個の選択率の高さを考えると、こうした展開は現実的に起こりえます。222まで回しても期待値マイナスにはならない気がしますが、毎回、222回すのは効率が悪いように思います。もう少し、早く見切る手段はないものでしょうか。


 そこで、スロ沢が考えたのが、前回の記事の最後に紹介した


 ①偶数個目のストックボーナスを終えた後は、111ゲームまで追いかける


 ②奇数個目のストックボーナス終了後は55ゲームでやめる


 という立ち回りです。


 前回、①は「222まで」と書いていましたが、111の誤記でした。おわびして訂正します。


 ①については簡単です。なぜなら、説明した通り、ストックの偶数個の振り分けの確率はかなり低く、偶数個で終了するケースはまれだからです。偶数個のストックボーナス終了後は少なくとも1個以上のボーナスが残っている可能性が非常に高いので、最大連チャンゾーンの111までは必ず追いかけるべきです。ちなみに、最大天井の111で当たれば、ストック5~6個がほぼ確定します。


 111まで回して当たらなかった場合、109ゲーム付近で有利区間ランプが消え、1~2ゲームで点灯し、50%でストック放出モードに突入します。この場合、どう立ち回るべきかは後編で。


 ②については、詳しい説明が必要ですね。


 奇数個目のボーナス終了後は、偶数個目とは違い、ストックが0になっている可能性が十分に考えられます。ストック0の場合、111までほぼ当たらないと考えられますから、なるべく早く見切りたいですよね。


 そこで、スロ沢が注目したのが、ストック放出モード中のボーナス告知ゲームの振り分けです。


 ストック放出モード中のボーナス告知ゲームは、

 1
 3
 7
 11~222までのぞろ目

 のいずれかであることが圧倒的に多いです。自力当選もあるかもしれませんが、割合としてはかなり低いでしょう。


 ストック放出モード突入時、初回のボーナス告知ゲームの振り分けは、ストックが1~6個の場合、全設定共通で、87.5%の確率で55ゲーム以内が選択されます。残りの12.5%は、66~99ゲームが選択されます。


 7個の場合は、初回に限り、55ゲーム以内選択率は50%にとどまり、66~222の振り分けが50%あります。2連目以降は55ゲーム以内が87・5%です。


 要はストック放出モードの初回当選ゲームの振り分けは、ストック6個以内の場合、55ゲーム以内の選択率が大半なんですね。ストック6個以内の選択率は90%と高いですから、55を超えた時点で、ストックが残っている確率はガクンと下がるわけです。ストック7個の場合でも、55まで回せば50%は当たります。


 従って、ストック放出モード突入の場合、初回ボーナスが55ゲーム以内に告知される確率は


 90%×87.5%=78.8%(ストック1~6個)
 10%×50%=5%(ストック7個)

 を合計して、83.8%に上ります。逆に言えば55まで回して告知がなければ、ストックが残っている確率は14%しかないわけです。しかも、50%は通常モードですから、実質的にストックが残っている確率は、半分の7%まで下がります。2連目以降は、12.5%です。

 
 こうしたことを総合的に考えると、残りストックが0である可能性が現実的に考えられる奇数個目のストックボーナス後は、55でやめるのが時間効率的によいだろうというのが、スロ沢の考えです。7~12.5%で取りこぼすのを仕方ないとあきらめてしまうわけです。


 加えて言えば、前回ボーナスでのハイビスカスの光り方や、当選ゲーム数からストックの有無を察知できることもありますから、取りこぼす確率はさらに下がります。


 それなのに、わずかな望みをかけて、期待度の低い55以降の残り約60ゲームを回し、そこで有利区間がリセットされるのでさらに111ゲーム回す、という立ち回りを延々と繰り返すと、時間がかかる割に、効率が悪いです。なので、55までに当たらねばきっぱりとあきらめて、次の台を探した方が、期待値を稼ぐという観点では効率的だとスロ沢は考えています。


 後編では、前編の稼働日記を振り返りながら、いくつか補足します。応援クリック、よろしくお願いします。
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