パチスロ学者、スロ沢諭吉の「ハイエナのすゝめ」~スロ愛に満ちあふれたブログ

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オリ平はなぜ、クソ台量産メーカーに成り下がったのか・前編

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 無敗の三冠馬、ディープインパクトが死にましたね。スロ沢はパチンコ歴=競馬歴で、この馬の現役時代をよく知っています。

 
 二冠がかかった2005年の日本ダービーの当日、スロ沢はある地方の競馬場に足を運び、ターフビジョン(大型画面)で観戦していました。4コーナーで馬群の外を回って前へ進出するディープインパクトの姿をカメラがとらえた瞬間、「おおー」と大きなどよめきがあがりました。


 印象的だったのは、後続を引き離して1着でゴールした後のことです。どこからともなく拍手がわき起こり、場内に広がったのです。目の前でレースが行われていない競馬場で、そんな光景を見聞きしたのは、後にも先にもこの1回だけです。もちろん、スロ沢も拍手しました。馬券は外れましたけどね。この馬に関しては、馬券はさておき、多くの競馬ファンがその強さを信じ、三冠を期待していたのでしょう。間違いなく、日本の競馬史に残る名馬でした。安らかに眠ってほしいと思います。


 ちなみにスロ沢はパチンコ・パチスロは勝ち組ですが、競馬はだめだめです。基本的には超大穴狙いで、滅多に当たりません。100万クラスの当たりは2回ありますが、トータルではたぶん負けているんじゃないですかね。死ぬまでに1000万円超の馬券を当てたいなあ。


 さて、今日の実戦日記は、前回https://surosawa.hateblo.jp/entry/2019/07/29/%E7%99%BD%E9%AF%A8%E6%94%BB%E7%95%A5%E6%88%A6%E4%B8%AD%E3%81%AB%E7%99%BD7%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%A4%E3%83%B3%EF%BC%81%E6%8F%83%E3%81%86%E3%81%AE%E3%81%8B%EF%BC%9F_1の予告通り、オリンピア・平和(オリ平)の希代のクソ台、ロストプラネットです。


 某日夕。某ぼったくり店をうろついていると、420はまりを見つけました。天井は750。期待値は1000円くらいです。


 実はいったん、スルーしたんですよ。なぜなら打ちたくないから。でも、ほかの店を見に行って打つ台が見つからず、ふと「ブログのネタになるかな」と思い直したのです。30分後に戻ると、予想通り空いていました。


 P-worldを見ると、設置店は100店あまり。1店当たりの台数もおそらく1台が大半でしょう。かなりのレア台ですね。


 いまさらこの機種を詳しく説明してもしょうがないので、簡単に。通常時は、オレンジ色のよくわからない絵柄が揃うと、CZのチャンスです。

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 この絵柄ですね。何なのかはよくわかりません。調べようという気にさえなりませんでした。


 で、投資100枚でCZに当選。で、運良くATにつながったんですよ。


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 ATは逆押し白7でスタートし、モンハン月下を超絶劣化させたような敵とのバトルに入ります。バトルの前に「T-ENG」という、どこかのアダルトグッズのような名前の、北斗転生の勝舞魂のようなものを獲得する演出が発生します。もったいぶって、1から徐々に数字が上がっていくのですが…


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 ご覧の通り、だいたい3個止まりです。そして、出てくる敵は…


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 ほぼ毎回、毒蜘蛛のようなこいつが出てきます。こいつが強いのなんのって。スロ沢は10連敗くらいしています。


 バトルはモンハン月下のように、4人の仲間が敵に攻撃を加え、体力メーターを削っていきます。攻撃の際、アダルトグッズが発動する場合があります。その際は強攻撃になるらしいのですが、何が起こっているのか、さっぱりわからないのです。モンハン月下は「落とし穴」「閃光玉」「毒」などと字幕で教えてくれるので、初打ちでも何となくわかりますよね。この機種は演出がごちゃごちゃしていて、何が何だかわからないまま、メーターが普段より減っている、という感じです。


 アダルトグッズを使い果たした時点でメーターが大量に残っていたら、もう絶望です。モンハン月下と違い、4人の味方は一度攻撃を食らっただけで死亡します。そして二度と復活しません。新たなアダルトグッズを補給することもほとんどありません。


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 今回も味方がばたばた倒れていきます。もう駄目でしょう。


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 おお、珍しい。約10戦ぶりの初戦突破です。でも、こいつに勝ったからと言ってどうにもならないんですよ。毒蜘蛛は強敵なので、報酬ランクがAと優遇されています。報酬ランクは、次の敵と戦う前の、新たなアダルトグッズの獲得数に影響しますが…


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 やっとの思いで倒したのに、たった3個でどうしろというのでしょうか。

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 これまで十数回打って、今回も含めて2連が2回。あとはすべて単発です。初回の壁が異常に高いのに、勝ったところで伸びない。モンハン月下をめちゃめちゃに改悪した、どうしようもないクソ台ですね。


 オリ平の機種には、ラブ嬢や麻雀物語などの良台もありますが、他メーカーと比べてクソ台率が圧倒的に高いと思うんですよ。


 カウボーイビバップって知っていますか?つぼにはまれば数万ゲームも上乗せすることのある爆裂機ですが、はっきり言ってそれくらいしか長所はありません。でも、そんな爆裂は滅多にないので、普段のATはしょぼしょぼで終わることが大半です。


 5号機初期のキャッツアイやマジックモンスターもむごかったですね。キャッツアイはなぜか「名機扱い」されていましたけどね。これらの機種は、ボーナス重複率約20%のレア役を引いたら、7~8ゲームの連続演出に入るのですが、演出用のリプレイタイムを搭載していなかったので、次プレイでリーチ目が出なければほぼ、アウトなんですよ。にもかかわらず、外れるとわかりきっている連続演出を長々と見せつけられると殺意を覚えます。


 同じような欠点を備えた機種に「ルパン一族の秘宝」が上げられます。チェリーなどを契機に30~100ゲーム1セットのART「ゼニガタイム」に突入するのですが、振り分けはほぼ1セットで、消化中のレア役によるセット上乗せもほとんどありません。にもかかわらず、ART終了後に必ず、「ストックがあるかもよ~」としょぼい連続演出に入って外れる演出を見せつけられるんですよね。最高にむかつきます。「ストックがないことくらい、わかっとるわ」と。


 まだまだクソ台はありますが、とりあえずこの辺で。要は、オリ平のクソ台全般に言える特徴として、煽り方があまりに下手すぎるんですよ。外れることや全然熱くないことがバレバレなのに、煽りまくってやっぱり外れとか、打ち手の神経を逆なでする演出が多いんですよね。だから、客に支持されないのだと思うのです。


 オリ平は4号機時代、主役は銭形や南国育ちなど、数々の名機を送り出してきました。スロ沢も大好きなメーカーでした。それだけに、クソ台を連発する今の惨状が残念でならないんですよね。ここ数年はだいぶましになってきたとは思いますけど、絆や凱旋クラスの大ヒットと言える機種は、オリ平からは長らく出ていないように思います。


 
 次回もオリ平機種です。


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 スロ沢の評価では、戦国乙女はクソ台、主役は銭形2はまあまあの良台です。


 これらの実戦を通じて、オリ平の再生を考えます。

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