主役は銭形でスーパーヒーロー突入!(オリ平を考えるシリーズ最終章)
オリ平の4号機・主役は銭形は熱く、面白い台でした。なにせ、711枚のビッグが20%で3ゲーム連するんですからね。3ゲーム連成功時に流れるルパン三世のテーマに、テンションがあがるんですよね。
スロ沢はビッグ3連チャンが最高でしたが、ものの15分で2000枚超のメダルを獲得できるその爆裂性能にどっぷりはまりました。その分、はまりもきつかったですが、ゲーム性も優れ、4号機の爆裂機を代表する名機だったと思います。
その正当後継機として登場したのが5号機「主役は銭形2」。短時間での出玉性能ではかなわないのは仕方ありません。問題はゲーム性です。悪くはないのですが、ところどころに、オリ平らしい嫌らしさが顔を出すのが残念です。
某日、見つけたのは616はまり。期待値は2500円くらいでしょう。999天井での当たりは、赤7のダブルライン以上となり、期待獲得枚数がやや増えるので、ささやかながら、恩恵があると言えます。
打ち始めて約90ゲーム。リールがロックを伴い、尋常じゃないほどガタガタ揺れています。「なんだなんだ。中段チェリーか」。期待が高まります。
強チェリーでした。
強チェリーは低確率状態でもボーナス重複が20%(設定1)とそこそこ期待できます。普通のメーカーならこれだけ派手な演出を伴った強レア役なら当然のように当たるのですが、オリ平にそんな常識は通用しません。ほらね、あっさりと連続演出が外れました。
しかし、その後もザワザワしています。そして、不二子と銭形がサーカスのブランコをする熱そうな演出に。「いくらオリ平でもこれは外さないだろ。というか、外したら台パンものだぞ(※もちろん、しませんよ)」
さすかにね。投資200枚で幸先よくボーナス当選です。
天井以外の当たりはだいたいシングルラインの150枚スタートです。そして駆け抜けます。
しかし、今回の銭形は一味違いました。5種類ある上乗せ特化ゾーンのひとつ「スーパーヒーロー」突入です!
初当たりが最低の150枚スタートで、なおかつ上乗せや1G連ストックがなく、残り30枚以下になると、バー絵柄揃い確率が約1000分の1から約60分の1に急上昇。逆押しナビが発生してバーが揃えば、スーパーヒーローに突入します。いわば、引き弱の救済機能ですね。
オリ平ではほかにも、麻雀物語2の焼き鳥チャンスや、ルパンロイヤルロードのチェインアタックのように、引き弱救済機能が搭載されている機種があります。これなんですよ、これ。スロッターの求めているものは。やるじゃないか、オリ平!
この機能は素晴らしいと素直に評価したいと思います。駆け抜けても一発逆転の夢を持てますからね。焼き鳥チャンスは、+1000枚と+2000枚の振り分けが10%ずつありますし、チェインアタックも噛み合えば数千枚クラスの上乗せが狙えます。
そして、スーパーヒーローにも、夢が詰まっています。
スーパーヒーローは20ゲーム継続。プラムを引いて、+5枚や+10枚といったショボい上乗せを重ねていくのですが、レア役を引くと・・・
弱レア役なら10%、強レア役なら33%以上で、このヒーローミッションに入ります。今回は強チェリーから。これが熱いんですよ。
初回は必ず成功。
このように、たいてい+30枚ですが、+50枚もあります。熱いのはここからです。次ゲーム、約50%の継続抽選を引き当てると、上乗せ枚数が倍になります。
こい!
OK!この調子で50%を引き続けると、上乗せ枚数が雪だるま式に膨れあがります。この機種の叩きどころです。まだまだいくぞ!
この馬鹿!まあ、これはこの機種が悪いんじゃありません。スロ沢の引きの弱さです。
千載一遇のチャンスを逃しましたが、プラムでの上乗せ分も含めて計240枚乗せました。まだまだいきましょう。
何か忘れましたが、レア役から前兆が始まり・・・
ルパンシリーズにおいて、不二子は激アツキャラです。期待大です!
同じ演出が3ゲーム続いて・・・
外れんのかい。こういうところが駄目なんですよ。激アツキャラでなければならない不二子とのカードゲームで、3連続で同じ演出で外れるなんて、他メーカーではあり得ないですよ。
その後、強ベルで+50枚。そして・・・
何かのレア役から熱そうな連続演出へ。チャンスアップの黒ナビも頻発。外すんじゃないぞ。
よし!何枚乗せる?
ショボっ。こういうところも物足りないですよね。せめて100枚はくださいよ。まさに主役である銭形が、宿敵のルパンを逮捕してたったの50枚ぽっちですか。前兆開始からもったいつけて10ゲーム近く引っ張っられて、期待したのに。
その後は上乗せがなく・・・
最後の望み。初代から受け継いだ3G連チャンスです。成功期待度は40%!
はい、残念。後は、ボーナス抽選高確率状態確定の25ゲームをカバーして、終了です。+300枚でした。
この機種、不満はあるものの、まあまあよくできた台だと、スロ沢は評価したいと思います。
3回にわたってオリ平の機種の問題点を考えてきましたが、言いたいことをまとめると「長ったらしいだけでまるで当たらない煽りはやめろ。もっと短く、スマートに煽る努力をしろ」ということにつきます。
オリ平にクソ台が多いのは確かですが、ここ数年は少しずつ、まともな台が増えてきたかな、という気もしますね。
個人的には、デビルサバイバーは大好きでしたけどね。多種多様な上乗せアイコンや、レア役の擬似連をたくみに使った斬新な上乗せシステムは、高く評価していました。人気はなかったですけどね。
オリ平は、潜在能力はあるメーカーですから、面白い台を作れるはずです。ちなみに、黄門女神盛も悪くはないと思います。6号機で、久々のオリ平発の大ヒット機種を期待しています。
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