パチスロ学者、スロ沢諭吉の「ハイエナのすゝめ」~スロ愛に満ちあふれたブログ

パチスロが大好きで、楽しみながら勝ちたい人に贈るブログです

スロ沢の集中講義4(勝つためには「パチスロ脳」を捨てよ)

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 サラリーマン番長の頂ラッシュ直撃、まどか☆マギカのマギカラッシュ直撃など、設定差の大きな要素が出たら、「高設定かも」と期待してしまうのがスロッターの性ですよね。でも、高設定が入っていると考えられるよほど強い根拠がない限り、まぐれととらえるのが正解です。薄い根拠で高設定などを期待し、なんだかんだと理由をつけて打ってしまうスロッターの性(さが)を、スロ沢は「パチスロ脳」と名付けました(お、学者っぽい)。


 パチスロ脳が働くと、何でもかんでも、自分の都合のよいように考えてしまいます。「はまっているけどレア役の落ちがすごくいいから設定6じゃないか」。そうしてずるずると投資を続ける内に、レア役が急に落ちなくなり、低設定と気づいた時は大負け。こんな経験をしたことがある人は多いでしょう。スロ沢も以前は何度も何度も経験していますよ。そしてパチスロ脳が、いかに危険かを学んできました。


 レア役などに設定差をつけているのは、メーカーがスロッターに低設定を高設定と誤認させてずるずると打たせるための罠だと認識しましょう。多くの場合、レア役確率は設定1と設定6ですぐにわかるほどの大きな差はありません。たとえば、アイムジャグラーのブドウは、設定6が6・18分の1で、設定5以下は6・49分の1ですよね。6・49÷6・18=1・05です。こんなわずかな差は、設定を高精度で判別するのに全く役に立ちません。

 
 スロ沢が仮にアイムジャグラーの設定6狙いをするなら、ブドウは数えないでしょう。数えたとしてもほとんど重視しません。それより、店のイベントの信頼度(全6クラスでないと打ちたくない)、自分の台のボーナス確率(特にレギュラー)、周囲の状況の方がはるかに大事です。ブドウ確率がよいというのは、続行の理由として非常に弱いです。


 ほかの機種でみても、100~200分の1前後で出現するレア役の設定1と設定6の差は、せいぜい1・2倍前後にとどまっているケースが大半です。はっきり言って、高精度の設定判別には使えません。


 頂ラッシュやマギカラッシュの直撃は、設定1と6で6倍くらいの設定差がありますが、分母が大きすぎるので使いにくく、1回出ただけでは何とも言えません。でも、パチスロ脳が働くと「設定6じゃないか」といきり立って、正体は設定1なのに、ジャブジャブと金を突っ込んでしまうのです。


 冷静に考えてみてください。頂ラッシュやマギカラッシュ直撃が1回あったとしても、設定差はたったの6倍です。4~5台に1台くらい設定6があると考える十分な根拠があるなら、それなりに期待してもよい状況ですが、イベントでもない店にサラバンやまどマギの設定6があるなんで、そんな奇跡的な状況はそうはないです。たまたま、低設定で引いた可能性がはるかに高いです。


 パチスロメーカーはこうしたパチスロ脳を百も承知で、何とも微妙な設定差をつけたり、設定差が大きいものは分母を極端に大きくしたりして、スロッターをまどわせています。そして、攻略誌が「小役カウントすれば設定が見抜ける」と煽り、小役カウンターを売るという構図です。


 ハイエナするにせよ、設定狙いをするにせよ、勝つためには、パチスロ脳を捨て去ることが肝心です。設定差のある小役や演出を引いたとしても、都合よく考えず、冷静に店の状況を考えて判断しましょう。薄い根拠で追いかけると大火傷を負います。信じていいのは、高設定確定演出だけです。


 ハイエナでのパチスロ脳は、凱旋などリセットのおいしい機種で、薄い根拠でリセットを期待して打つような行為です。これも厳に慎みましょう。


 




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