パチスロ学者、スロ沢諭吉の「ハイエナのすゝめ」~スロ愛に満ちあふれたブログ

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サラリーマン番長のゾーン狙いは、32ゲームきっちり回す必要はない・前編

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 サラリーマン番長のハイエナは①ゾーン狙い②はまり台の天井狙い―がありますね。



 ゾーン狙いは、ゲーム数の百の位が偶数(200、400など)の場合、下二桁00~32を狙い打つ立ち回りです。この区間は、通常ゲームで主に滞在する通常Aモードのボーナス期待度が高いゾーンだからです。


 ここからは、ざっくりとした数値と計算で、ゾーンの狙い方と期待値を説明します。


 このゾーンでは、毎ゲーム128分の1でボーナス抽選が行われます。レア役からのボーナス当選率も上がっています。


 逆にゾーン外では、強レア役以外ほとんど期待できず、当選率は1000分の1程度まで下がります。


 ゾーンの32ゲームを打ち切った時のボーナス当選期待度は約25%です。「毎ゲーム128分の1でボーナス抽選するのだから、32ゲームまできっちり打った方が得ではないか」。そう考える人が多いかもしれません。実際にそうした立ち回りを勧めるサイトも多く見られます。


 しかし、スロ沢は、00から20程度まで打って前兆演出がでなければやめて、後半の20~32は捨てています。その方が効率よく稼げると考えているからです。その理由を説明します。


 ゾーンを打ち切ってボーナス非当選の場合、前半でガセ前兆が出ることはまれで、後半に進むほどガセ前兆が出やすくなっています。解析は公表されていませんが、実戦上明らかです。


 一方、毎ゲーム128分の1のボーナス抽選に当選した事による本前兆の出現率は、前半と後半でまったく変わりません。


 つまり、前兆のスタートが00に近いほど本前兆の可能性が高く、32に近づくほど、ガセ前兆のリスクが大きくなるというわけです。


 こうした仕組みになっているわけは、少しでも長く、客に打たせるためでしょう。ゾーン突入と同時にガセ前兆が出たら、下二桁32でやめられてしまいますからね。メーカーとしては、32を抜けた後の期待値のないゾーンをなるべく打たせたいのでしょう。


 00~32を4分割して、スロ沢の実戦経験に基づくガセ前兆発生率を以下に示します。

       ガセ前兆発生率
A 00~08= 10%未満
B 09~16= 10~15%
C 17~24= 50%
D 25~32= 90%以上


 A~Dとも、8ゲーム間でボーナス抽選に当選する割合は8%程度で、まったく同じです。12回に1回くらいはボーナスに当選する計算です。


 でも、ハイエナをした場合の期待値はAとDでは全然違ってきます。


 8ゲーム回すのに使うメダルは約13枚です。Aの場合、ガセ前兆に引っ張られないので、ボーナスを引けない11回で消費するメダルは13×11=約130枚です。一方、ボーナスを引いた1回は、32ゲームの前兆を回すので約50枚を消費します。つまり、約180枚でボーナスを1回ゲットできることになります。頂ラッシュ込みのボーナス1回の期待獲得枚数は450枚前後あると考えられますから、約250枚のプラスになります。


 一方、Dの場合は、ボーナスを引けなくても毎回のようにガセ前兆に引っ張られるので、毎回50枚ほど消費することになります。12×50枚=600枚を消費して、450枚を獲得する計算になるので、期待値は約150枚のマイナスです。ただ、32ゲームのガセ前兆間に強レア役による自力当選や押忍ベルによる仁王門などを引くこともあるので、実質的にはマイナス50枚くらいでしょうか。


 このように考えておおざっぱに計算すると、Bは約200枚プラス、Cは約100枚プラスといったところでしょう。



 まとめると、ゾーン狙い1回あたりの期待値は

 A=+500円
 B=+400円
 C=+200円
 D=-100円

 といったところです。


 かなりおおざっぱな計算ですが、スロ沢が言いたかったのは、「サラリーマン番長のゾーン狙いの期待値は、前半に詰まっている」ということです。


 ゾーン内の1ゲームあたりのボーナス当選期待度は前半も後半も変わりませんが、後半に進むに連れ、ガセ前兆に付き合わされる確率が高くなるので、早めに見切ってやめるのが効率的なんです。


 ガセ前兆をできるだけ回避しつつ、期待値を最大限取るには、下二桁20くらいでやめるのが最も効率的でしょう。どんなに引っ張っても24くらいまでにはやめた方がよいと思います。後半の8ゲームには期待値はありません。間違っても、225くらいで放置されている台を「まだ8ゲーム、ゾーンが残っている」と飛びつかないようにしましょう。


 具体的な攻め方としては、下二桁17~18くらいに差しかかって、前兆がなければやめる態勢に入ります。ご存じだと思いますが、代表的な前兆演出はこれ。


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 外れ目&第1リールゲンコツです。4号機の初代番長から受け継いだ演出です。ほぼ前兆(ガセを含む、以下同じ)です。

 

 このほか、「雨が降ってきた~」演出で、雫が雨宿りする木が大木の場合も前兆の可能性大です。キャラ会話演出で、一人でリプレイ、二人で外れも前兆の可能性があります。やめる際は、こうした演出に注意を払いましょう。


 打ち始めはゾーンの20ゲームくらい手前からならよいでしょう。妥協すれば30ゲーム手前でも可。


 ゾーンに突入して7~8ゲームで雫ステージに移行しなければ、通常Bの可能性が高まるのでやめて、チェックしておきましょう。


 さて、後編https://surosawa.hateblo.jp/entry/2019/07/07/%E3%82%B5%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E7%95%AA%E9%95%B7%E3%81%AE%E3%82%BE%E3%83%BC%E3%83%B3%E7%8B%99%E3%81%84%E3%81%AF%E3%80%8132%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%81%8D%E3%81%A3%E3%81%A1_2は実戦日記です。頑張って書きますので、応援クリック、よろしくお願いします。

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