パチスロ学者、スロ沢諭吉の「ハイエナのすゝめ」~スロ愛に満ちあふれたブログ

パチスロが大好きで、楽しみながら勝ちたい人に贈るブログです

スロ沢の集中講義3(パチプロ・スロプロを目指すべきか)

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 「絶対やめておけ」。スロ沢はそう声を大にして訴えます。仕事をしつつ、小遣い稼ぎや趣味で打つのがいちばんです。


 なぜそう考えるのか。それは、スロ沢自身の体験からくるものです。


 スロ沢は25年前の学生時代、パチンコ・パチスロで生活していました。当時は、パチンコは2・5円、パチスロは7枚交換が主流で、釘が甘く、デジタルがよく回るパチンコ台や、高設定パチスロが、今よりもはるかに簡単に見つかりました。勝てる台を見つけたらあとはとにかく粘るだけ。本当に楽な時代でしたよ。1日の期待値3万以上の台を打つことを目標にしていましたが、1万5千円くらいのレベルなら、そこら中に転がっていました。


 スロ沢は最初の2か月は負けまくりましたが、パチンコ雑誌を読んで研究し、勝ち方を覚えてからは、着実に勝てるようになりました。勝ち始めのころは、楽しくて、楽しくてたまらないんですよね。最初の1か月で70万円勝ちまして。学生には不相応な70枚の1万円札を重ねて、その厚さにひとりほくそえんだものでした。


 その頃はパチンコの方が勝ちやすくて、毎日ハンドルを握っていました。当時は今よりもずっとハンドルの性能が悪くて、手首に大きな負担がかかりました。そんなある日、風呂に入ってお湯の入った洗面器を持ち上げようとすると、手首に激痛が走り、洗面器を落としてしまいました。パチンコの打ち過ぎで、腱鞘炎になったんでしょうね。


 毎日のように開店からパチンコに出かけ、閉店まで打つ。大学の講義はろくに出席しない。自堕落な生活で、大学は2年留年しました。そんな生活を6年間も続けると、勝ち始めたころはあれだけ楽しかった「パチンコ・パチスロで勝つ」ということが、楽しくなくなってくるんですよね。生活をかけて打つ、というパチンコ・パチスロは苦しいんですよ。クソおもしろくない台でも「勝てるから」という理由で、電車で1時間以上かけて打ちに行ったりね。絶不調で勝てない日々が続くと、生活に巨大なダメージを与えますので、気持ちがすさみますしね。


 「こんな生活ではいけない」。そう考えて、5年生の頃(留年1年目)、アルバイトを始めました。夜勤系の仕事で、時給は約1200円。パチンコの方が稼げるのですが、あえてそういう場に身を置いてみたのです。


 初めのうちは、先輩に怒られたりもしましたが、だんだんと慣れてくると、仕事を任されるようになり、楽しくなってくるんですよね。気の合う仲間もでき、夜勤明けでカラオケや草野球で遊んだりもしました。パチンコに行くこともありましたが、その時は完全に遊び打ち。隣同士に座り、お互いの熱いリーチにわいわい言いながら、楽しく打っていました。恋愛もありましたね。

 
 勝つためのパチンコも続けていましたが、パチンコ以外の安定的な収入ができたことと、「今日はアルバイトだから行けない」という日ができたことで、精神的に楽になりましたね。それまでは半ば義務的に、体を引きずるようにしてパチンコ屋に出かけていましたから。「仕事や学業など、その人が本来やるべきことを果たしつつ、パチンコはその合間にやるのが一番。その方がはるかに楽しく打てる」。そう強く思うようになりました。


 その後、スロ沢は就職し、今に至ります。家庭を持ち、子どもにも恵まれました。仕事の内容も自分に合っていて、充実しています。もちろん、仕事ではしんどいことの方が多いと思います。でも、仕事には生活費を稼ぐと同時に、社会に貢献するという一面があるんですよね。相手から感謝を伝えられたり、上司からお褒めの言葉をいただいたり、同僚や後輩から頼られたりすることも時にはあります。そんなときは素直にうれしいですよね。そのような充実感は、パチンコやパチスロを打っていくら大金を稼いだとしても、決して得られるものではありません。他人に妬まれこそすれ、感謝はされませんからね。


 最近、仕事が猛烈に忙しい時期があり、スロ沢にしては珍しく、2週間もパチスロに触れていなかったのですが、久々に打った時はわくわくしましたね。自分に合った仕事と、守るべき家庭があるからこそ、合間の時間に打つパチスロが、心底楽しいと感じられるのだと思うのです。仮に、今の仕事や家庭を放棄する代わりに、スロプロになれば年1億円稼げたとしても、絶対にやりません。10億でも100億でもです。守るべきものがない人生に、いくら金があったところで、いったい何になるのでしょうか。


 さらに言えば、今は、パチンコ・パチスロとも換金率が等価、あるいは準等価(5・6枚など)が大多数です。釘は渋く、設定は1、2がベースとなり、スロ沢が稼いでいた時代と比べ、はるかに勝ちにくくなりました。当時は掃いて捨てるほどあった日当1万5000円の台など、今やレアな存在です。今後、状況が改善する見込みも薄いです。


 ハイエナを徹底すればトータルで勝てるのは確かですが、7~8年前の「ハイエナバブル」の時に比べて状況は悪化しています。今後も継続的に生活していくのに十分なレベルの収支をたたき出せるのかと問われれば、かなり疑問であると言わざるをえません。要は、パチンコ・パチスロの収支に頼り切った生活に踏み出すのは、リスクが高すぎる時代なのです。

 
 読者の中には、学生さんもいらっしゃるかもしれません。パチンコ・パチスロでの勝ち方を覚えて、熱中していたとしても、一時の気の迷いで専業になると、のちのち、きっと後悔します。趣味と実益を兼ねて打つのがいちばん楽しいですよ。スロ沢からの魂の忠告です。


 さて、次回は、趣味と実益を兼ねたパチスロに励むスロ沢の実戦日記をお届けします。https://surosawa.hateblo.jp/entry/2019/06/16/%E9%96%89%E5%BA%97%E9%96%93%E9%9A%9B%E3%81%AE%E4%B8%8A%E4%B9%97%E3%81%9B%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%81%AF%E3%82%84%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%82%8C%EF%BD%9E%E3%83%BB%E5%89%8D%E7%B7%A8


 内容をチラ見せ。



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