パチスロ学者、スロ沢諭吉の「ハイエナのすゝめ」~スロ愛に満ちあふれたブログ

パチスロが大好きで、楽しみながら勝ちたい人に贈るブログです

スロ沢、ウルトラセブンでリールロック、超降臨か?

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 画像は2008年に登場した山佐のART機ウルトラマン・ザ・スロットで爆裂した時のものです。40ゲーム1セット(純増1枚)のARTが102連しました。設定はおそらく6だったと思います。

 
 よく見ると、ガラケーを構えるスロ沢が写っていますね。この頃はまだ若かったので、設定狙いもしていましたが、今は朝から並ぶのも、13時間打つのもしんどくてね…。設定狙いは若者に任せますよ。


 ちなみにこの機種、ビック中の7揃いやベルの押し順当て、バケのゼットン対決、ART中のミッションなど、多彩な契機でARTの初当たりやセット上乗せが行われる仕組みで、スロ沢は好んで打っていました。人気はいまいちでしたけどね。


 パチスロウルトラマンシリーズは数多くありますが、大ヒットしたのは初のCT機として登場したサミーのウルトラマン倶楽部3(4号機)でしょう。設定の6の機械割が140%くらいあり、6を入れる店には朝早くから長蛇の列ができていましたね。


 ただ、これ以外のウルトラシリーズはどれもこれもいまいちですね。現在もホールに細々と設置されているKYORAKUのウルトラセブンも、人気があるとは言いがたいですね。スロ沢はこの機種、嫌いではないですが、いろいろと残念な点があります。


 某日、宵宵越し770、宵越し640、当日210のウルトラセブンを見つけました。ART後の天井は1280ですが、リセット後は777と500ゲームも短縮されます。そのため、据え置き店がほとんどです。

 
 見つけた台は、仮にリセットであってもART後700はまりみたいなもの(*CZのキングジョーバトル抽選がやや不利)ですから、勝負にはなります。まあ、ほぼほぼ、据え置きでしょう。

 
 ART後の777ゲーム目はCZに30%で当選しますが、スルー。初当たりが重い台なので、天井まで行きそうだなあ。ん?リールがロックしましたよ。


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 打ち始めから53回転、4096分の1のフリーズです。レバーオンでリールがロックして、一定時間以上ロックし続ければフリーズです。どこかで見たような仕組みですね。オリジナリティゼロ、マイナス10点です。スロ沢はオリジナリティのない演出は嫌いです。

 
 このフリーズがまたしょぼいんですよ。最低保障の100ゲームもしょっちゅうです。4096分の1と比較的出やすいですからね。大きな期待は禁物です。おっ?赤カットインです。

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 よし(目押しミス)。
 そして~

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 さらには~

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 うまい!赤7揃い&7倍でした。

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 やればできるじゃないですか!+100点です。+30のシングル7揃いが7回で、うち1回は7倍の+210。さらに強チェリー+30、スイカ+20でこうなりました。

 
 しかしねえ。こんだけ乗せても全く安心できないのがこの機種です。基本的にはレア役からの直乗せはなく、レア役を契機に突入する怪獣とのバトルに勝たないと駄目なんです。で、なかなかバトルに入らないし、怪獣に負けまくるんです。今回もそのパターンで、200ゲーム以上減らしました。マイナス50点です。

 
 残り200ちょいでようやくバトルに勝ちました。勝てば+10以上(ほぼプラス10ですけどね)の上乗せが確定し、その後よくわからない悪の親玉みたいな奴とのバトルで逆押しで7が揃えば7倍です。

 
 今回も+10でしたが、親玉と戦う前にベル2回で+10をゲットし、+20になりました。バトル中は一定確率で「セブン無敵状態」に入り、その間に逆押しナビが出るとと、7揃い確定です。

 
 無敵状態に入りましたが、そううまくナビなんか出ないんだよなあ。って出てるじゃないですか!ということは・・・

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 そういうことですね!このセブンアタックはオリジナリティがありますし、熱くなれるので、+100点です。

 
 しかし、またも怪獣に負けまくりモードに入ります。


  残り100ゲームくらいで引いた強チェリーの直後、聞いたことのない音楽が流れ始めました。セブンも見たことのない格好いいポーズを取って煽っています。これは熱いんじゃないの?しばらくして怪獣バトルに発展して勝利。さあ、いくら乗るんだ?それとも未知の特化ゾーンにでも行くのか?

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 ・・・。

 スロ沢が独裁者なら、開発者を強制収容所に送っていたことでしょう。「あんだけ煽っておいて+10はないやろ。親玉とのバトルもあっさり負けやがるし。言い忘れとったたけどな、セブンアタックで7揃った時、まぶしすぎるっちゅうねん。それとセブン、んなしょぼい上乗せでどや顔すなや。通常時は通常時で強レア役引いたら煽りまくって、余裕で外れるしやな。あとな・・・・」


 罵詈雑言を吐きまくって気持ちがすっきりしました。収容所行きは勘弁してやりますが、マイナス3000点です。

 
 
 盛り下がった気持ちとリンクするように、その後は駆け抜け、1500枚で終了です。

 
 まあ、この機種を一言で表せば、「パチンコメーカーがパチンコのノリで作った台」という印象ですね。「パチンコのようにとにかく煽れ、派手にピカピカ光らせろ」と。
 
 
 「パチスロっていうのはなあ、熱い演出は結果を伴わないと嫌われるんだよ」。サラリーマン金太郎もそんな風に言ってたじゃないですか。多分。パチンコは激アツとか言いながら、信頼度40%とか平気でありますけど、パチスロの激アツはほぼ当たらねばなりません。AT、ART中ならしょぼい上乗せではなく、特化ゾーンなど付加価値がないとスロッターは満足しないんです。


 パチンコメーカーや、比較的歴史の浅い、規模の小さいパチスロメーカーの台には、こうした「パチスロの不文律」を豪快に無視したあり得ない演出がしばしば見られます。

 
 KPE優駿倶楽部で、ART準備中に「大チャンス」とか言うから期待したら、強チェリー+20とか、ダクセルのウィッチクラフトワークスで「激アツ」が出たから何事かと思ったら、単なる周期減算の絆リンクだったとか。ウィッチは、しょぼく周期を減算しただけで、ボーナスなし。台をたたき壊したくなりましたよ。

 
 サンセイの牙狼で、32768分の1の目玉みたいなボーナスを引いて、上乗せゼロもありましたね。絆の真瞳術みたいに救済措置を作りましょうよ。

 
 これらのメーカーにスロ沢は言いたい。「パチンコ感覚で激アツを安売りするな。パチスロをもっと研究しろ」と。

 
 ウルトラセブンは、セブンアタックについてはよかったと思います。でもスロッターの心をつかむには、全体的にまだまだ研究不足でした。

 
 でも、その後に同じKYORAKUから出た仮面ライダーブラックは良かったですよ。ARTのゲーム数が0になった後に突入するバトルに勝ち続けるほど、どんどん上乗せがでかくなる仕組みはオリジナリティにあふれ、スロ沢は高く評価しています。でかいゲーム数をかけたバトルは心臓バクバクですしね。


 6号機はReゼロのひとり勝ちの様相ですが、各メーカーが創意工夫を凝らし、Reゼロに負けない熱い台が出てくるのを期待して待っています。