パチスロ学者、スロ沢諭吉の「ハイエナのすゝめ」~スロ愛に満ちあふれたブログ

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スロ沢の集中講義5(ハイエナで等価交換と5・6枚交換はどちらが有利か)

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 「そんなの、等価交換に決まっているじゃないか」。そう思われる方が多いかもしれません。でも、スロ沢は、必ずしもそう言い切れないと考えています。むしろ、5・6枚交換の方が稼ぎやすいとさえ感じています。


 ここでは、等価交換も5・6枚交換も、メダルは50枚1000円貸しとして、話を進めます。

 
 全く同じ条件の台を打つのであれば、等価交換の方がよいのは明らかですね。1万円の投資で500枚出した場合、等価なら1万円ですが、5・6枚なら換金差損で9000円弱にしかなりません。収支に1000円もの差がつきますね。ちりも積もればで、月単位、年単位では相当な差が出ます。


 このため、数年前に全国的に等価交換が禁止され、5・6枚に変更する動きが広がった時、ネットでは「ハイエナはもう稼げなくなる。これからは設定狙いの時代だ」といった論調が広がりました。


 スロ沢は当時、等価地域でハイエナ稼働をしていましたが、5・6枚になっても稼げるという確信があり、まったく心配していませんでした。理由は主に三つです。


 一つ目は、ライバルが激減するだろうと予想できたことです。実際、その通りで、本当に少なくなりました。廃業したか、設定狙いにシフトしたか、等価地域に移動したか、いずれかだと思います。ライバルが減ったため、等価時代には拾えなかったようなおいしい台を楽々と拾う機会が増えました。


 二つ目は、貯メダル再プレイの存在です。さすがにオール現金投資、台移動禁止といったルールなら、5・6枚で十分に稼ぐのは難しいですが、再プレイや台移動ができれば、換金差損がかなり軽減できます。店によって再プレイの上限は、1日500枚だったり、1000枚だったり、無制限だったり、当日の貯メダルは無制限で使えたり、使えなかったりと様々ですが、多くの店で何らかの再プレイを導入したため、うまく使いこなせば、かなり有利に立ち回ることができました。


 三つ目は、等価よりも設定がわずかながら良好になると考えたことです。等価は一般的にオール1に近い設定配分ですが、5・6枚は普通なら、2や3がそれなりの割合で入ります(※ただし、異常なぼったくり店はのぞく)。等価のようにオール1だと一般客が負けすぎて、来店しなくなるからです。スロ沢の25年の経験から、普通のパチンコ・パチスロ店は、換金率に見合った釘や設定にするものだということを知っています。等価の店の釘や設定は激シブで、換金率が低くなるにつれ、釘や設定が甘くなるというのは、昔から変わっていません。



 設定状況が多少なりとも良いというのは、大半の機種でハイエナにプラスの効果をもたします。設定1と2で比較した場合、天井前のゾーンで当たる割合や、ART引き戻しなどあらゆる数値が、設定2の方が優遇されているケースが大半です。そのため、ざっくりいってハイエナ1台あたり、設定の2の期待値の方が1の期待値よりも、数百円のレベルで高くなることが多いです。換金差損分を埋めるまではいかないにせよ、この点は大きいです。


 こうした考えで、5・6枚になってもハイエナを続けてきましたが、収支的には等価の時と遜色ない、むしろやや良好な成績を残しています。中でもいちばん大きいのはライバルが減ったことだと思います。


 ちなみに、「これからは設定狙いの時代だ」という論調は全く同意できません。なぜなら、5・6枚は、以前は「準等価」と言われ、設定状況は等価よりましな程度で、厳しいのが当たり前だったからです。8枚交換とか7・6枚交換なら設定5、6がそれなりに入ると考えて良いと思いますが、5・6枚では、「等価でオール1だったのが、2、3が入るようになる」といった程度の変化が普通だからです。もっとも、等価から5・6枚に切り替えた直後は、出玉アピールのため、設定5、6を入れることは考えられますが、いずれ入らなくなります。パチスロ歴の浅い人は、5・6枚という交換率に過大な期待をかけているように思えてなりません。パチスロ店はそんなに良心的ではありませんよ。


 ハイエナの話に戻ります。繰り返しますが、全く同じ条件の台を打つなら、5・6枚より等価交換の方が有利なのは明らかです。でも、その分、同じように考える人がたくさん集まって、競争率が高くなりがちです。おいしい設定狙いのイベントに徹夜の行列ができるのと同じです。逆に、不利な条件の店ほど、ライバルは減ります。スロ沢のテリトリーに5・6枚で、再プレイが一切できない店があり、ライバルが皆無なのですが、まどマギ2の宵越し950、当日550(どっちに転んでも天井まで50)など、ものすごい台をちょくちょく拾えるので重宝しています。


 しばらく前、パチンコの超ハイエナ機・ミリオンゴッドが登場した時は、導入前から「稼げる」と話題になっていました。スロ沢は「競争率が高くなりすぎるからたぶん稼げないだろう」と考えていましたが、案の定、ミリオンゴッドのシマの端に、ハイエナが何人も待機していました。


 要するに、誰もが考えつく行動では、ライバルが多すぎて稼げないということです。多くのハイエナが不利と考え、あまり足を運ばない地域、店、注目されていない台にこそ、勝機があるのです。それをいかに見つけるかが、ハイエナで勝つ上でとても重要です。


 次は実戦日記をお届けします。


 某日、スロ沢教授室。ドアをたたく音が響く。

(スロ沢)
 どうぞ

(訪問者)
 スロ沢先生、大変です!サラリーマン金太郎の金チャンでヒョウ柄ナビから連打演出が。いったい何が起こるのでしょうか!

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(スロ沢)

 あなたは・・・


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 滝連打郎さんではないですか。明治の日本を代表する作曲家、滝廉太郎さんの大ファンで、売れないミュージシャンの。見たことのない演出が出たので慌てて報告に来たのですね。スロ沢も未経験です。いったい何が起こるのでしょう。見当もつきませんな。



 そうだ。これからホールに戻って、ヒョウ柄ナビからの連打で何が起こったのか。みなさんにお伝えしてはいかがですか。


(滝)それはよい考えですね。


 次回予告・「新キャラ・滝連打郎の実力をとくと見よ。ヒョウ柄連打なら爆裂必至?」


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